新型iPhone Xs/Xs PlusとiPhone 9のスペック・発表日・発売日は？【iPhone 2018】

近年は9月に新型iPhoneが発表されることが多くなっているが2018年も例年通り9月に発表されるのではないかと見られている。そんな中で2018年モデルのiPhoneは…

iPhone Xs：5.8インチ
iPhone 9：6.1インチ
iPhone Xs Plus：6.5インチ

の3機種がリリースされるという情報が出ている。iPhone Xsは2017年にリリースされたiPhone Xの順当な後継モデルでiPhone 9はiPhone 8の後継モデル、iPhone Xs PlusはiPhone 8 Plusの後継モデルという位置付けになるようだ。

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新型iPhone 2018はどんなモデルになる？

では2018年9月にリリースされるとみられるiPhone XS、iPhone XS Plus、iPhone 9はどのようなiPhoneになると見られているのか、現在の情報についてまとめていきたい。

A12チップを搭載

SoCチップに関しては3機種とも次世代のA12チップが採用される見られている。A12チップはA11 Bionicチップ同様にTSMCが製造することが明らかになっており、すでに生産が開始されているとみられている。

すでにGeekbenchで計測したと見られるA12チップを搭載した「iPhone 11,2」と名付けられたスコアが流出しており

シングルスコア：4673
マルチコア：10912

となっていることが明らかになっている。このスコアはiPhone Xから5%ほどしか性能が向上していないことになるので、性能は現行モデルとあまり差はないのかもしれない。

ただ、GPUの性能に関しては A12チップは処理速度が向上しているようなので、VRなどの負荷のかかる作業に強いのかもしれない。

全モデルにFace IDを搭載

2018年モデルは全モデルがiPhone Xと同じ全面ディスプレイを搭載したデザインに統一されて、ホームボタンは完全に撤廃される見通しとなってる。デザイン的にもiPhone 6から続いた見慣れたスタイルも消え去るということになる。

Touch IDの代わりに顔認証のFace IDが採用されることになるが、マスク大国である日本では反応がイマイチであることも事実。ディスプレイに指紋認証機能を埋め込む技術もあることはあるが2018年モデルに採用されるという情報はないようだ。

個人的にはFace IDも慣れれば反応もよく精度も高いので使いやすいとは思ってはいるが、Touch IDがディスプレイで使えるようになったら神機になることは間違いないだろう。

OLEDモデルはApple Pencilに対応する

2018年モデルのiPhoneはOLED（有機ELディスプレイ）を搭載したiPhone XsとiPhone Xs PlusにおいてApple Pencilを使えるという情報がある。これが本当ならばかなり朗報ではないだろう。

たしかに2018年春にリリースしたiPad（第6世代）にもApple Pencilが使えるようになったことを考えるとiPhoneの上位モデルでApple Pencilが使うことができるようになっても何ら不思議ではないのかもしれない。

追記：最新の情報ではApple Pencilは対応しないという見方が大きくなっている。もしApple Pencilに対応しないのであれば、現行のiPhone Xからの乗り換える理由はほとんどなくなってしまうことになるが…どうなのだろうか？Apple Pencilに対応するなら乗り換えてもいいかなと思っていたのだが…

iPhone XsはiPhone Xの後継モデル

iPhone XSは2017年にリリースされたiPhone Xの後継モデルとなり、5.8インチのOLED（有機ELディスプレイ）を搭載したモデルとなっている。「s」はiPhone 6sの時のようにセカンドモデルという意味から名付けられているのだろうか。

噂されるスペックは以下のとおり。

ディスプレイ：5.8インチOLED
CPU：A12チップ
メモリ：4GB RAM
ストレージ：64GB、256GB、512GB
背面カメラ：デュアルカメラ
前面カメラ：TrueDepth・Face ID対応カメラ
機能：Face ID、ワイヤレス充電、Apple Pencil対応（？）
デザイン：iPhone Xと同じ
価格：899〜949ドル

外観はiPhone Xとほぼ同じなので、iPhone Xをすでに所持しているのであれば乗り換えるメリットはあまりなさそうにも感じる。

iPhone Xs PlusはiPhone 8 Plusの後継モデル

iPhone Xs PlusはiPhone 8 Plusのサイズに全面ディスプレイを搭載したモデルとなっており、6.5インチのOLED（有機EL）を搭載した歴代のiPhoneで最も画面サイズが大きいモデルとなる。

とはいえ、iPhone 8 Plusと近いサイズを維持しているのでiPhoneの両手使いユーザーにとっては最もワクワクさせてくれるモデルといっていいのもしれない。

噂されるスペックは以下のとおり。

ディスプレイ：6.5インチOLED
CPU：A12チップ
メモリ：4GB RAM
ストレージ：64GB、256GB、512GB
背面カメラ：デュアルカメラ
前面カメラ：TrueDepth・Face ID対応カメラ
機能：Face ID、ワイヤレス充電、Apple Pencil対応（？）
デザイン：iPhone 8 Plusと同サイズでiPhone Xと同じ
価格：999ドル

基本的なスペックはiPhone Xsと同じとなっておりメモリも4GB RAM、デュアルカメラを搭載したモデルとなっている。iPhone Xs PlusもApple Pencilに対応するとみられており、しばらく更新されていないiPad mini 4の代替え機として使ってみるのも面白いのかもしれない。

iPhone 9はiPhone 8の後継モデル

iPhone 9はiPhone 8の後継モデルという位置付けとなっているがディスプレイが6.1インチとiPhone Xよりも大きなサイズとなり液晶ディスプレイを搭載したモデルとなっている。

デザインはiPhone Xと同じようにホームボタンが撤廃されFace IDによる生体認証機能を搭載。

噂されるスペックは以下のとおり。

ディスプレイ：6.1インチLCD
CPU：A12チップ
メモリ：3GB RAM
ストレージ：64GB、256GB
背面カメラ：シングルカメラ
前面カメラ：TrueDepth・Face ID対応カメラ
機能：Face ID、ワイヤレス充電、デュアルSIM（中国市場向け）
デザイン：iPhone Xと同じ
価格：699〜749ドル

メモリは3GB RAMとiPhone Xsよりも少なくなっているがiPhone 8の2GB RAMよりも多いので正当な進化といえる。カメラはシングルカメラ仕様でApple Pencilには非対応となっておりiPhone Xsとの差別化がされている。

現行モデルのiPhone 8と同価格帯になるので最も売れるiPhoneになるのかなと思う。スペックも必要十分すぎるほどの性能を持っているし、液晶ディスプレイ（LCD）に不安を覚えるかもしれないが、iPhone Xの有機ELディスプレイのメリットをあまり感じることもできないので液晶だとしてもなんら問題はないのではないだろうか。

iPhone Xs/Xs PlusとiPhone 9 発表・発売日について

iPhone Xs・Xs PlusとiPhone 9は例年通りのスケジュールでいけば2018年9月にも発表され9月下旬に発売されるとみられている。

歴代のiPhoneの発表と発売日は以下のとおり。

モデル	発表日	発売日
iPhone X/8/8 Plus	2017年9月12日（火）	2017年9月22日（金）
iPhone 7/7 Plus	2016年9月7日（水）	2017年9月16日（金）
iPhone 6s/6s Plus	2015年9月9日（水）	2015年9月25日（金）
iPhone 6/6 Plus	2014年9月9日（火）	2014年9月19日（金）